達谷窟
「たっこくのいわや」と読みます。岩手県一関駅からは約10km、奇岩、怪岩のある美しい渓谷で有名な厳美渓には3km、毛越寺には5kmの距離にあります。延暦20年(801)に征夷大将軍・坂上田村麻呂が毘沙門堂を建立したと伝えられます。吾妻鏡には、文治5年(1189)9月、源頼朝が奥州合戦の帰路に、坂上田村麻呂が建立したこの毘沙門堂を参詣したことが記されます。巌毘沙門堂の左(西)に描かれる岩(面)大佛は、前九年後三年の役で亡くなった武者の諸霊を供養するために、陸奥守源義家(頼朝の高祖父(曾々祖父))が馬上より弓張(ゆはず)を以って彫り付けたと伝えられています。大日如来との伝えがありますが、岩面大佛の下に立つ「文保の古碑」(1317)には、阿弥陀種子(キリーク)が刻まれているし、姿からも阿弥陀如来とするのが正しいと思われます。
 |
ひとり |
 |
アウトドアスポーツ,花見・紅葉,寺社・礼所 |