[全体概要]
夏目漱石の小説「坊ちゃん」の舞台として、また時を知らせる太鼓楼−−振鷺閣のある温泉として、全国に知られる。温泉の歴史は古く、“伊予ノ湯”“熟田津ノ湯”と呼ばれ、「日本書紀」「万葉集」「源氏物語」などにも名湯として登場する。◎道後温泉本館 道後温泉のシンボルとして存在。明治27年に建築された三層楼のどっしりしたもので、平成6年12月国の重要文化財に指定された。近代的なホテルや商店街の中にあって、ひときわ風格ある姿を誇っている。 周囲のホテル・旅館に泊っても、手ぬぐい片手にわざわざ入りにくる観光客が多い。ここには毎朝一番風呂に入ろうと、時を告げる太鼓の音を待ち構えている地元の人の伊予なまりを聞きながら、のんびりお湯に浸るのも、旅情が感じられていいもの。入浴コースには4種類あるが、神の湯2階席は55畳の大広間に案内され、ゆかたを貸してくれ、湯上がりには炭火で沸かしたお茶が、天目茶碗にのせられた砥部焼きの湯飲みで出てくる。また、皇室専用の浴室又新殿や、夏目漱石ゆかりの「坊っちゃんの間」の見学ができる。6:00〜23:00(札止め22:30)入浴コースによって異なる。年末に掃除のため1日のみの臨時休館。tel(089)921-5141。無休。道後温泉駅から徒歩5分。◎椿の湯 玄関前の柳並木が風流な外湯。館内は明るく広く、子供用の小さな湯船も併設する。またジュースなどの自動販売機や休憩室も完備している。6:30〜23:00(札止め22:30)。年末は掃除のため1日のみ臨時休館。TEL(089)935-6586。