日南市宮浦にある鵜戸神宮は地元では親しみを込めて「鵜戸さん」と呼ばれています。ここは太平洋に突き出した鵜戸崎岬の突端の洞窟の中に朱塗りの鮮やかな御本殿が鎮座する珍しいものです。御本殿前の岩場には亀石と呼ばれる岩の枡形がありここへ運玉を男性は左手、女性は右手で願いを込めながら投げ岩の枡形に入れば願いが叶うといわれています。鵜戸山の参拝路は吹毛井港から神宮の山門までの長さ約800m(八丁)の石段があり吹毛井側から上り438段、下り277段、計715段の石段で尼僧が頭に磯石を担いで築いたと伝えられています。また、鵜戸山の磨崖仏は鵜戸山仁王護国寺の別当隆岳が明和元年(1746)と同二年に仏師延寿院に彫刻させたものです。
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